◯◯の専門家になろう!!
例えば、簿記の資格を取る場合、3級を取って満足するのではなく2級、1級と簿記のみをどんどん勉強していきます。
社会人にとって必須のスキルであるコミュニケーションを学ぶのなら、本屋さんに行き、コミュニケーション関連の本をすべて購入し、一気に10冊、20冊と読むのです。
このように色々な物に手を出すのではなく、一つに絞ることで、凡人でも何かの専門家になることが出来ます。
会社という小さなコミュニティの中なら必ず一番になれる分野が存在します。
そうすることで、経理のことなら◯◯さん。新しい営業先に連れて行くなら◯◯さん。のように人財としての価値が生まれることになります。
おすすめのスキル
IT(ネット)スキル
やはりこれからの時代を考えるとIT関連はさらに進化するでしょう。
ですので、プログラミングやライティング、動画編集などのスキルを習得しておくと副業の幅が大きく広がります。
特に近年では、通信速度の向上で、動画コンテンツの市場規模が急拡大しているので、動画編集のスキルは重宝されるでしょう。
これらの仕事は時間や場所を問わない事がほとんどですので、副業として行うには最適だと考えています。
コミュニケーションスキル
世界には無数のビジネスが存在しますが、まったくコミュニケーションを必要としないお仕事は、皆無に等しいでしょう。
例えば簡単な事務作業を行うにしても、事前に上司の要望を聞き出して、要求を満たすような作業を行うのと、相談せずに勝手に作業を行うのでは、同じ労力をかけたとしても、上司の評価は異なります。
このように一日の業務の中でも、意識せずともたくさんのコミュニケーションを取っているので、コミュニケーションスキルを磨いておくと、ほとんどの業種で生産性が大きく上がります。
お金のスキル
現代人が通貨を使わず生活をすることは不可能です。
働くのはお金を得るためですし、食事をするにはお金が必要です。娯楽をするにも、勉強をするのにも、さらには何もしなくても税金としてお金が必要です。
このように人生において1,2を争うほど重要なお金ですが、日本人は『お金は汚いもの。』『お金の話をするのは卑しい。』『働かずにお金を得るのは悪。』のようにむしろお金を神格化しているように感じます。
偏見を持たずに正しいお金の知識を身に付けることで、同じ収入でもより豊かに暮らすことが出来たり、ビジネスの成功率を上げることも可能です。
資格
スキルアップが目で見て分かるのが、資格取得です。
他のスキルは数値化・可視化することは出来ませんが、資格取得については、分かりやすく評価の対象に出来るので、転職や昇進を考えた場合有利に働きます。
また、体系的に一つの分野を勉強することになるので、その分野の知識満遍なく得ることが出来ます。
スキルアップにお金をかけ過ぎない
普段は節約出来るのに、『自己投資』を免罪符に無駄使いしてしまう人が多いです。
例えば書籍なら10冊買っても1-2万円くらいで済むのに、高額セミナーに10万円を支払うのは
無駄使いです。
現代ではYoutubeを使えば、無料で書籍レベルの知識を得る事すら出来ます。
ただし、圧倒的に効率が下がるようなら、時間をお金で買うのはありです。
弱点克服は無価値
長所を伸ばすことも大切だけど、弱点克服も大切ではないかと考える方もいるでしょう。
しかし、元々劣っている弱点を克服したところで、良くて平均レベルにしかなりません。
各教科の合計点で勝負をする学生にとっては、既に得意な教科は得点上昇の余地が少ないため、苦手克服をした方がトータルで優位に立てるケースが多いです。
そうした経験から、大人になっても長所を伸ばすよりも、苦手を克服する方が良いと考えてしまうのは自然なことです。
しかし、大人になり例えばプロ野球選手になった場合、求められるスキルは野球の腕のみです。パソコンのスキルも英語力もいりません。
経営者なら、マネジメント力や財務に対する知識は必要ですが、飛行機を操縦するスキルは不要です。
このように大人になると、色々なことが出来る万能タイプより、一つの能力に特化している方が優秀とみなされて、給料も高くなります。
まとめ
現在会社員として働いており、周りとの出世競争、生存競争に勝ち残ろうと考えているならば、一つのスキルに集中投資をすることをおすすめします。
特に、コミュニケーションスキルやお金のスキルは、過去1000年以上普遍で必要なスキルのため、これから先も必要とされるでしょう。
また、IT業界は、これから先も一個人が想像も出来ないくらい成長していく余地を残しています。
色々なスキルに浮気して万能型を目指しても凡人として埋もれてしまいます。
是非、何か一つでも誰にも負けないスキルを身に付けてください。
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