トランクルーム急増中!!

 近年、トランクルームの看板を道端で見つけることが増えました。
 荷物を預けるトランクルームは2008年の売り上げ高250億円から2020年には700億円へと急拡大しています。
 果たしてトランクルーム投資は儲かるのでしょうか。また、いくら位稼げるのでしょうか。今回も具体的な数字を見つつ検証していきましょう。


賃料はどれくらい?

 トランクルームの賃料は立地や大きさによってかなりの差があり、2,000円を切るものから2万円以上の場所まで千差万別です。
 ただし、全体の43%は5,000~9,000円の間ですので、安く見積もって平均は6,000円くらいでしょうか。


意外と長い!レンタル期間

 次に利用者の契約期間について調べてみましたが、全体の40%以上が3年以上利用してます。
 一度契約を取れたら安定的に収入が得られそうですね。
 言い換えると開業時は固定客が集まるまで1年間くらいは赤字を覚悟しないといけなくなるでしょう。


自営orFC経営

 経営方法については自分で全部行う自営式とFCに加盟する方法があります。

 自営なら利益を独占出来る分、集客、清掃、クレーム対応などを全部自分でやる必要があるため、本格的に取り組む必要があります。
 FC加盟の場合、おおよそ売り上げの10%を上納して上記の対応を行ってもらったり、看板も使用出来るため、集客効果も高いでしょう。

 ただし後述する通り、トランクルーム投資はアパート投資などと比べて土地単価が低いため、相対的に加盟料が高くなります。よく考えて加盟する必要がありそうです。


初期投資

 初期投資についてはほとんど全てコンテナの購入・設置代金です。

 よくある8畳を3つに区切るタイプで1基約100万円これを8基設置すると24部屋で800万円ですね。これを1部屋6,000円/月で貸して半分の12部屋が埋まった場合、ひと月72,000円。年間でおおよそ80万。おおよそ利回り10%、10年で資金を回収する計算ですね。

 空室率を改善していけばもっと早く回収出来ますね。


利用目的ランキング

 トランクルームを使う人達はどのような物を入れているのでしょうか。ランキング形式でまとめてみました。
1家具  40%
2本   36%
3レジャー34%
4家電  30%
5洋服  23%
 すぐには使わないけど処分に困っている家具・家電や年に数回しか使わないレジャー用品。大量に所有していて置き場に困る本や服が主な利用目的になっていますね。

 特に本や服については出し入れする頻度が高い為、自宅付近に借りる人がおおそうです。
 また少数ですが、妻に内緒の趣味用品や家族に見せられないアニメグッズなどを隠すために利用するケースもありました。

 立地については住宅街に立てるか商用目的でビジネス街に立てると集客が見込めます。
 近隣の利用者がほとんどになる為、わざわざ土地の高い主要道路沿いでなくても認知してもらう工夫さえ出来れば住宅街の奥地でも採算が取れそうです。


トラブルが少ない

 アパート経営の場合近隣住民同士のトラブルや水道トラブルなどの対応が大変ですが、トランクルーム経営についてはそのような心配がないため、比較的対応に追われる必要は少ないです。
 ですので、自営で3,4拠点経営しても十分一人で対応出来るでしょう。


維持費がかからない

 電気代や水道代などがかからないため、軌道に乗るまでも精神的に楽に待つ事が出来ます。
 アパート経営の場合、空室率を意識する必要がありますが、維持費のかからならトランクルーム投資なら、多少空室があっても損失は限定的です。


日本ではまだまだ広まっていない

 トランクルームはまだまだ歴史が浅く、日本には浸透していません。
 勿論文化の違いがある事が前提ですが、アメリカでは人口の10%の人がこのようなサービスを利用しています。
 しかし日本では0.2%の利用率しかないため、ブルーオーシャンと考える事も出来ます。
 これから普及するにあたり、先発するメリットを享受出来るかもしれませんね。


まとめ

 以上がトランクルーム投資についてです。
 アパート経営などに比べて初期投資が少なく手間も少ないため、サラリーマンが片手間で始めやすい投資であると考えています。
 ただし手軽な分ライバルの参入も考えられるため、立地については吟味したいところですね。
 トランクルーム経営で資金を稼ぎつつノウハウを蓄積し、さらに大きな不動産投資にステップアップしていくのもおすすめしたいスタイルです。


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