夢の田舎生活『農業』は儲かるのか【結論:頭を使えば儲けやすい業界です。】

 農家の平均年収 

 具体的な数字から農業を見てみましょう。


 農家の平均年収は2020年時点で150万~300万とされています。これはサラリーマン特に妻子のある方にとってはなかなか厳しい数字に見えるのではないでしょうか。


 一方、その中の10%の農家は年収1000万以上稼いでいるのも事実です。今度は夢のある数字ですね。


 では、何故このようにまったく別の数字が見えてきたのか、考察していきましょう。








長年のカンが大切とされる世界


 農業や漁業のような昔からある産業は【長年のカン】が大切とされていますよね。


 例えば農業なら、『〇〇さん家の牛のフンが一番良い肥料だ!』とか。漁業なら『今日はあまり取れないから場所を変えよう。』だとか。


 情報化社会が進んだ現代では他の産業は【データ】を使い効率化しているのに対し、農業では【カン】を使い昔と同じやり方をしている。これでは効率も上がりませんし、年収も上がりませんよね。


 年収1000万を超える農家の方はほとんどが、気温や相場などのデータを利用し効率化を図っているのです。







設備投資をしない農家



 平均年収150~300万になってしまうもう一つの原因は設備投資の少なさです。


 極端な例ですが、アメリカでは地平線まで続く広大な土地に飛行機で農薬散布をします。

 しかし日本の農家は手作業で一つ一つに農薬を散布していきます。


 トラクターくらいなら2・3万円払えば借りる事も出来ますが、多くの農家は手作業で行っています。


 このように『お金で効率を買う』という考えがあまり見受けられないのが現状です。







 

独自の販路は必要?

 ネットの世界が身近になり、現代では自分で野菜をネット販売する事も容易に出来るようになりました。また、地元の道の駅など昔に比べて販路は増えています。

 しかし、ほとんどの農家はJAに卸しています。

 どちらの方が稼げるのでしょうか。


 私の個人的な意見ですが、独自の販路は不要であると考えています。


 過去にネット販売をしてきた私としては、ネット販売は手間が掛かりすぎると感じます。

 主題に逸れるので割愛しますが、返品やクレーム対応まですると栽培まで手が回らなくなり、本末転倒です。


 それならシンプルにJAにすべて卸し、手間を栽培に回す事で質を上げ、買い叩かれない努力をするべきと考えます。








6次産業化はおすすめしない

 テレビ番組などで農業を取り上げると必ず話題に上がるのが、この【6次産業】と言われるもので、まるで農業界の救世主・聖杯のように扱われていますが、これから個人で農業を始めようとする方にはおすすめしません。


 6次産業とは1次産業(農業)2次産業(加工)3次産業(サービス)を統合した事業を指します。

 例えば、トマト農家が自家製ケチャップを作ったり、トマトの収穫体験をするスキームは6次産業になります。


 確かに現金を得る手段が増え、経営が安定する可能性がありますが、個人レベルで始めようとすると手間が掛かり、先ほどと同じく栽培に割く時間がなくなります。







おすすめの野菜

 問題点ばかり挙げてしまったので、ここでお勧めの野菜を挙げてみましょう。



 葉物野菜の小松菜ほうれん草は栽培のしやすさの割りに単価が高く、初心者にはお勧めです。


 根菜ならばジャガイモタマネギは環境に強く、多少水が少なくても枯れないなど始めて栽培するにはいいでしょう。


 そのほかにもキュウリミニトマトは収穫までが早く、初動の現金化にはおすすめかもしれません。








食費が掛からない

 これはイメージされた方も多いと思いますが、食費が掛からないので見た目の年収の割には余裕のある生活が出来るでしょう。


 また家賃も勿論都会に比べかなり安いのもプラス材料ですね。500万もあれば中古物件を購入する事も出来ます。








まとめ

 このように農家の年収が低いのは高齢者が昔ながらのやり方で小さく運営しているケースが多いからです。

 若者が工夫して経営すれば自然と高い年収になるでしょう。

 もし、今の生活に疲れてしまった時の為に農家になるビジョンを持っておくのもいいのかもしれません。


その他の儲かるビジネスについては、こちらをご覧ください。
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