お金持ちのユダヤ人
我々日本人のイメージですとユダヤ人は昔迫害されていた可愛そうな人種だ。と考えている方も多いと思いますが、実は現代では圧倒的にお金持ちが多いのが事実です。
世界人口のわずか0.25%しかいないユダヤ人はノーベル賞の20%を占めていると言われていますし、長者番付で常に上位に顔を並べているユダヤ人も多数います。有名なところでfacebookの創始者マーク・ザッカーバーグ氏もユダヤ人です。
それでは何故、ユダヤ人にはお金持ちやエリートが多いのか。その歴史背景も踏まえて考えていきましょう。
ユダヤの歴史は迫害の歴史
古くは6世紀からヨーロッパで主流であったキリスト教徒ではなかったユダヤ人達は迫害を受けてきました。
16世紀頃には強制隔離地区に閉じ込められるなど近代になってもその迫害は続きました。
そして最近では、ヒトラーによるホロコーストは有名な話です。
そのような時代背景の中でユダヤ人達は卑しいとされる金貸し業に進出したり、自身の身を守るために勤勉に励み医者や学者になるものが多かったのです。
皮肉な事にそれらで財を成す事で、一層迫害の対象にされてしまいました。
聖典『タルムード』の教え
急に聖典などと聞くと身構えてしまう方も多いと思いますが、このタルムードは他の宗教に比べ現実的・日常的な教えが多く、この教えにより多くの大富豪が生まれたといっても差し支えないでしょう。
例えばお金についての項目を見てみると
- 金は道具である、道具に支配される者などいない。 だから、道具はできるだけ多く持っている方がいい。
- 富は要塞であり、貧苦は廃虚である。
- 金は、本質以外のモノなら何でも買える。
- すべて金で買うことができるが、知性だけは買うことができない。
- 金をなくしても、何も失わない。誇りをなくせば、多くを失う。 勇気をなくせば、すべてを失う。
- 金のために結婚する者には不良の子が育つ。
といったように現代にも通じる普遍的な考え方を学ぶ事が出来ます。詳しく書くときりがありませんので、一度実物を読んでみることをおすすめします。
まとめ
このように代々金融業を牛耳ってきたユダヤ人が幼少の頃からタルムードの教えに従い勤勉に励みさらに財を成してきました。
我々が出来る事はタルムードを読んで彼らの成功哲学を学び、真似ていく事ではないでしょうか。
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