米国株の魅力

 最近ではネットや書店でもよく見かける『米国株』。
 ブームになっている最大の要因はS&P 500などのアメリカ株価指数の好調さにあります。

 停滞している日本株より、成長しているアメリカ株に投資をした方がリターンが高くなるのは必然です。
 日本株式がこの30年間横ばいで成長している中で、米国株式は年平均8%の成長を続け、12倍もの成長をしています。
 これだけ見ても、日本株式に投資をするより、米国株式に投資をする方が効率よく資産を増やせることが分かるでしょう。

 今回はアメリカ株式が何故これほどまでにブームになっているのか。その魅力を5つのポイントから紹介していきます。

米国株の成長性

 米国株のこの30年の年間成長率は、平均8%以上です。計算上は、米国株に資産を投資しておけば、毎年資産が8%ずつ増えていくことになります。
 リーマンショックやコロナショックなど、定期的に世界的な不況が訪れても、すぐに立ち直りさらに成長を続けています。

株主還元に積極的

 アメリカ企業は日本企業に比べて株主への還元に積極的です。日本株の平均配当利回りは1.87%ですが、アメリカ株は2.14%と割高になっています。

 また、現在日本では連続増配記録の第一位は花王の31年連続増配ですが、アメリカには60年以上増配している企業がたくさんあります。有名なところではコカ・コーラがあと2年で60年連続増配に仲間入りできます。多くの企業が年4回の配当を行っている点も見逃せません。

世界時価総額ランキング

 いうまでもありませんが世界第一位の経済大国であるアメリカには世界的な企業がたくさんあります。時価総額ランキングTOP10の内7社がアメリカ企業です。
 そしてそれらの企業はアメリカ国内に留まらず世界中で利用されるようなサービスや製品を生産しています。
 日本に暮らしている我々から見ても、知っている企業が多く、まったく知らない外国の企業に投資するよりは、安心して投資をすることが出来ます。

 また、日本の時価総額第一位であるトヨタ自動車とは違い、若い企業ばかりである点も重要です。技術革新や世界のトレンドに取り残されることなく、次々に新たなビジネスが興っていることもアメリカ経済の好調さを後押ししています。
 中国をはじめ、アジアやアフリカや中南米の国々がこの先、経済発展をしていくことが予測されていますが、まだまだ10年20年先もアメリカ一強の時代が続いていくでしょう。

1株から買える

 日本株式の多くは100株・1000株単位でしか売買出来ないですが、アメリカ株は1株から買えるものがほとんどです。
 例えば、トヨタ自動車の株価は約8000円ですが、100株単位でしか売買出来ないため、最低でも80万円からしか投資が出来ません。

 しかし、アップル株式なら1株から買えるため、1万円から投資が可能です。

 資金力の無い個人投資家にはかなり大きなメリットになります。

取引時間

 アメリカの株式市場は日本時間の23:30-6:00に開かれています。
 サラリーマンの方なら昼間の日本株式市場より、夜中のアメリカ株式市場の方が自由に取引が出来るのではないでしょうか。

 あえて言うなら、寝ている間に大きなニュースが起きている可能性がありますが、長期保有が前提の株式投資において日々の細かなニュースはノイズに過ぎません。


アメリカ株投資のデメリット

 アメリカ株投資のデメリットは2点あります。情報が入手しにくいことと、為替差益が発生することです。

情報

 情報については、国内の情報に比べてどうしてもタイムラグが発生します。

 また、一次情報が英語表記であるため、微妙なニュアンスの違いが分からない人が大半のはずです。

為替差益

 日本人が米国株を購入する場合、『円⇔ドル⇔米国株』という取引が行われるため、株価と為替の両方の値動きの影響を受けます。よって、日本株式よりも値幅やリスクが大きくなります。


米国株のまとめ

 このように日本でも米国株がブームになっているのは、世界最強の国アメリカの利益を享受出来るからです。
 数十年後には中国やインドが世界一の経済規模に成長する可能性もありますが、まだしばらくはアメリカ一強体制が続くでしょう。そして、アメリカ株はまだまだ成長を続けると考えています。

 日本株式に比べて少し敷居が高く、今まで米国株式を避けてきた人も多いでしょうが、圧倒的なリターンを得るために、米国株式投資を始めるのはいかかでしょうか。