100万円以下で買える中古輸入車


 近年は、かつてのように車がステータスになるようなことが少なくなってきました。

 それでも外車を見かけると、ついつい『かっこいいなぁ』と感じる方も多いのではないでしょうか。

 『かっこいい外車で彼女をお出迎えしてみたいな』とか『友人に自慢してみたいな』と考えることもあると思います。


 意外なことに100万円以下でも、しっかりと探せばベンツやBMWなどの高級車にも手が届きます。中古の外車を買う場合には、いくつか注意点もありますが、そちらも合わせて紹介しています。


 今回は、総額100万円という制限の中で、そんな周りの友人に自慢出来るような中古外車をいくつか紹介していきます。


メルセデス・ベンツCクラス

 言わずと知れた高級外車の代名詞のベンツも100万円以下で手が出せます。

 ベンツのエンブレムだけがお目当てなら、軽自動車のような見た目のAクラスなら50万円以下で入手出来ますが、それではせっかく背伸びしてベンツに乗るのにはもったいないです。


 そこで、私がおすすめしたいのが、Cクラスです。

 ベンツのクラス分けは、A→B→C→E→S→Gと順番に格が上がっていきますが、その中間で一番販売台数の多いのがこのCクラスです。

 流石に上位クラスに乗りなれているとチープに感じるのでしょうが、外観は高級車としての存在感があり、内装も高級感があります。


 新車で買うと5-600万はするこのCクラスですが、10年落ちなら100万円以下でそれなりの状態の物が探せます。

 ただし、10年落ちになってくると、内部の様々な所に問題を抱えていることが普通なので、状態の悪い物を掴まされて、1-2年で廃車というリスクはつきまといます。

 そんなギャンブルをも厭わないという方には、是非100万円以内でベンツのオーナーになる夢を叶えていただきたいと思います。


BMW3シリーズ

 ベンツと双璧をなす高級車の代名詞であるBMW。そんなBMWも100万円以下で購入することが出来ます。

 こちらもシリーズ毎に格が決まっており、3シリーズ→5シリーズ→7シリーズと順番に格が上がります。

 もっとも市場に流通しているのが3シリーズで新車価格は5-600万円と高級車として十分な価格になっています。


 そんな3シリーズも流通量が多い分、中古市場にもたくさん在庫が流れているので、10年落ちを探せば、それなりに状態の良い物が見つけられます。

 ただし、先程と同じく、10年以上昔の車だったり、10万km以上走っている車は、素人が目で見ても分からない所で劣化が起きているのが普通なので、100万円をドブに捨てる可能性があることは念頭に置いてください。


VW ニュービートル、ザ・ビートル 

 丸いフォルムが特徴的で若い女性に人気のオシャレな車です。

 かなり独特のフォルムなので、ひと目で外車だと分かります。

 2代目となる『ニュービートル』と3代目となる『ザ・ビートル』のどちらがが選択肢になります。


 今回紹介した他の車に比べて、高級感はない分、同じ100万円以下という制限の中では、状態の良い物が選べることがメリットです。

 また、『ニュービートル』であれば、50万円以下でそれなりの状態の物も多数出品されているため、初めて外車に挑戦する場合にちょうど良い車種といえます。


 おおよその相場観として、『ニュービートル』なら30-70万円、『ザ・ビートル』なら60-100万円くらいで割と状態の良い物が見つかります。


アウディTT

 ベンツやBMWに比べると一段ランクは下がりますが、クールでスマートなデザインが多く、男女問わず若者に人気なのが、このアウディです。

 アウディTTは、どちらも丸みを帯びたコンパクトな外観が特徴的です。しかし、可愛らしさだけではなく、スポーティーな印象も併せ持っています。


 コンパクトなデザインは、日本の狭い道路事情とも相性がよく、エンジンのパワーに対して、車重も軽めのため、加速性に優れています。

 そして、車重が軽いということは、燃費に関しても有利に働き、スポーツカーでありながら、10km/L以上の数値も出せることが多いです。


 内装については、スポーツカーらしく無骨で機械的なイメージの為、好みが分かれると思いますが、全体的に高級感があります。


まとめ:100万円以下でも高級車に乗れる


 予算100万円でもしっかりと探せば、ベンツやBMWのような高級車も手に入ります。

 中古車市場は一台一台すべて状態が違い、素人には目利きが難しいのが難点ですが、多少状態が悪くても本来のスペックは高いので、走行性能などで高級感を感じられます。

 お金持ちの感覚を知るためにも、一度は高級車に乗ってみることをおすすめします。