【書評】『ジェイソン流お金の増やし方』厚切りジェイソン 著

FIRE達成者の厚切りジェイソン氏


 最近では割と有名になってきましたが、厚切りジェイソン氏は『FIRE』を達成しています。

 確かにIT企業の取締役なども経験しており、一般的な日本人サラリーマンよりも年収は多いでしょうが、厚切りジェイソン氏がFIREを達成出来た要因は、コツコツ米国株ファンドを買っていたことです。

 巷に溢れる投資本は、その瞬間だけ上手くいくような再現性の無いテクニックを指南するものが多いですが、厚切りジェイソン氏の手法は、誰にでも真似出来る再現性の高い方法です。

 そんな厚切りジェイソン氏の投資手法を丁寧に解説してくれるのが本書の特徴です。




ジェイソン流『節約術』


 投資をするにあたり、まずは資本がなければ話になりません。

 収入を上げることは直ちに行うことが難しいので、まずは節約から資本を作る方が現実的です。


 厚切りジェイソン氏はかなりの倹約家で、よほどのことが無い限り、自動販売機やコンビニを利用しません。

 他にもたくさんの節約するべきポイントを上げていますが、それ以外にも大切な視点を紹介してくれています。

 それは、『家族がお金に対して同じ価値観を持つ』ことが重要だということです。

 確かに自分が倹約している横で浪費されたら腹が立ちますし、自分が放漫な性格で相手がケチケチしていたらイライラすると思います。

 節約を成功させるコツは、家族全員が同じ金銭感覚を持つことなのかもしれません。




ジェイソン流『投資術』


 投資方法については、米国株式に連動するインデックスファンドドルコスト平均法で積み立てるだけというよくある投資方法です。

 厚切りジェイソン氏が優れていたのは、この『普通』の投資を15年間続けたことであり、投資のテクニックが優れている訳ではありません。よって誰にでも真似出来ます。

 本書では、なぜ米国株インデックスファンドがおすすめなのかを図や具体例を上げて分かりやすく解説してくれているので、一冊を読み終わる頃には、米国株投資に興味を持っているはずです。


 反対に投資をするべきではないとしているのが、暗号資産・コモデティ・中国株・不動産だそうです。

 その理由もしっかりと解説されているので、是非本書を手に取って読んでいただきたいです。

コメントを投稿

0 コメント