『ラテマネー』とは
ちょっとコンビニによってしまったり、自動販売機でジュースを買ってしまったりすると、一回の買い物では数百円程度の出費ですが、それが一ヶ月、一年と積み重なると数万円にもなります。
それ以外にも、近年ではサブスクリプション(サブスク)の商品も増えており、不要なサブスクの契約もこの『ラテマネー』に含まれます。
節約出来ないのは『ラテマネー』のせいかも
毎月しっかりと働き、ある程度の節約にも努めているのに、なぜかお金が貯まらない方は、この『ラテマネー』に問題があるかもしれません。
例えば、毎朝コンビニの100円のコーヒーを買っている場合、月に3,000円。昼休みに自動販売機でコーヒーを買った場合、月3,600円。とコーヒー代だけで月に6,000円以上もの出費をしていることになります。
また、お昼ごはんをコンビニ弁当にしている場合、一日600円で計算すると、月に18,000円もの出費になります。
これらを自宅でコーヒーを作って水筒を持参し、お弁当を作って弁当箱を持参すれば、毎月2万円程の節約になるでしょう。
『ラテマネー』一覧
『コンビニ』通い
コンビニに週3回以上通っている方は、浪費をしていることになります。
コンビニがスーパーやドラッグストアに比べて割高なことは分かっていても、ついつい便利なので利用してしまうと思います。
とある調査会社の調査によると、社会人がコンビニを利用する頻度は、平均で週に2回程度となっています。
よって、週に3回以上通っている方は、平均的な社会人に比べて浪費をしていることになるのです。
自動販売機の利用も同じく割高なので、控えた方が良いでしょう。
『100円均一』通い
100円均一は、スーパーやショッピングモールなどに併設されており、買い物ついでについつい入店してしまいます。
また、100円という安さのお陰で購入までの敷居が低くなっています。
よって、すぐに使わないものや、まったく不要なものでも、『安いし、いつか使うかもしれないから買っておこう』となりがちです。
そのような物は利用されずに部屋を汚すだけなので、利用目的が不明瞭な物は買うべきではないですし、買うものが決まっていない状態で100円均一に立ち寄るのは辞めるべきでしょう。
不要な『サブスクリプション』
サブスクリプションは、企業から見ると毎月定額で収入が得られるため、経営の予測が立てやすく、企業に取って重要な収入源になります。
世界的な企業であるアマゾンが『アマゾンプライム』を始めたり、YouTubeが『You Tube premium』を始めたりと各企業サブスクに力を入れています。
我々消費者は常にそれらのサブスクの広告などにより、誘惑を受け続けることになるので、不要な物でも契約してしまうことがあります。
ATM手数料
コンビニのATMを利用すれば、いつでも気軽に預金を引き出すことができます。
あまり気にしていなかったり、ある程度は仕方の無いものと割り切っている方も多いと思いますが、引き出すたびに数百円の手数料が引かれています。
例えば、セブンイレブンのATMでUFJ銀行から預金を引き出す場合、平日の昼間なら220円、時間外なら330円が手数料としてかかります。
毎月1回平日に利用しても、年間で2,420円。毎月2回時間外に利用した場合は、年間7,920円もの手数料がかかっている計算になります。
セールで買いすぎる
セールがあるとついつい余分な物まで買ってしまいがちです。
そしてそういったものは、買った時が興奮のピークで、実際に利用することもなくタンスの肥やしになることも多いでしょう。
元々欲しいものに対してセールを待つことは良いですが、セールだからと用途の決まっていない物を買うことは辞めましょう。
保険
サブスクの中でも額が大きくなるのが『保険』です。
例えば一人暮らしの方が生命保険に入る必要は殆どないでしょう。
また、自家用車を中古の安いものにしておけば、自分の車への車両保障は不要です。
近年では、スマホの端末に対する保険もありますが、普通に使用する分には保険に入るより、紛失や故障をした時に買い換える方が割安になるでしょう。
このように『安心・安全』という言葉に騙されることなく、本当に必要な保険だけを選択する力が重要です。
『ラテマネー』削減のコツ
いきなりゼロにしようとしない
これらの『ラテマネー』は生きていくためには不要なものですが、一方で生活に潤いや楽しみを与える側面もあります。
すべての『ラテマネー』を一気に節約してしまうと、多大なストレスを抱えるでしょう。
いきなりゼロにするのではなく、使っていないサービスや、辞めてもストレスにならないものから節約を始めると良いでしょう。
楽しくゲーム感覚で
節約を行うと、少しずつですが浪費が減り、毎月手元に残るお金が増えていきます。
ダイエットなどは努力の割に成果が出ないものもありますが、節約は目に見える成果がすぐに出るため、コツコツ行うことが好きなタイプの方は、ゲーム感覚でどんどん節約額を大きくしていけます。
これ以上節約出来ないと思ったら副業も視野に
節約は即効性がありますが、限度が限られています。
月収20万円の方がどれだけ節約しても、手元に残るお金は多くて10万円でしょう。
そこで節約が限界を迎えてしまったら、次は副業を始めてみることをおすすめします。
かつては副業といえば、アルバイトが主流でしたが、近年ではネットを利用して自分で稼ぐことも出来るようになりました。
『【初心者におすすめ】ネットフリーランス8選!!』では、ネット環境とパソコンだけで始められるおすすめの副業を紹介しています。ぜひ参考にしてください。