『お金に働いてもらう』とは
そんな悩みを持っているサラリーマンの方も多いと思います。
今の日本は、給料が上がらないのに、商品価格が上昇する『スタグフレーション』という状態になっています。
なぜ『お金に働いてもらう』必要があるのか
古来より、一般人がお金を手に入れる方法は労働です。
現代のサラリーマンも嫌々毎日早起きして通勤しているのは、お金を得るためです。
しかし、サラリーマンとして給料を得る方法は、自分の労働力や時間を切り売りしているということなので、得られるお金にも限界があります。
そこで、自分以外にお金を稼いでもらう必要があるのです。
例えば、私は2021年の1年間にFXで約13万円の収入がありました。
時給1,000円で計算するなら130時間分お金が働いてくれたことになります。
その資金はそのまま再投資しているため、来年はさらに大きなお金を稼いでくれる可能性があります。
世界の大富豪を見ても、テスラのイーロン・マスク氏の資産が30兆円を超えたことが話題になっていますが、これは労働で得た収入ではなく、自身の保有するテスラ株が急騰した結果です。
それ以外の大富豪もほぼ全員が株式を保有したりして、『お金に働いてもらう』ことで資産を築いています。
積立シュミレーション
毎月5万円を積み立てて、年利5%で運用した場合、30年後には元金1800万円に対して、3400万円の貯金が出来ている計算になります。
このように、30年間投資を続けると、数百万円もの大金をお金が稼いできてくれます。
給料が増えず、年金制度も危ぶまれている現代では、かつての日本人のように、ただ会社で働いているだけで老後も安泰という生活は出来ません。
これからの日本では、いかにこのシュミレーションのようにお金にも働いてもらうのかが重要になってきます。
おすすめの投資とおすすめしない投資
投資対象はたくさんありますが、投資初心者におすすめ出来る投資とおすすめ出来ない投資があります。
おすすめ出来る投資は、米国株や全世界株へのインデックスファンドです。
低成長を続ける日本経済を尻目に、米国を先頭に、全世界の経済は成長を続けています。
成長しない日本株に投資をするより、成長している米国株に投資をする方がリターンが大きくなるのは、当然のことです。
反対に初心者におすすめ出来ない投資は、FXや仮想通貨と不動産投資です。
FXや仮想通貨は値動きが激しく、株式と違い持っているだけで利益が出るものではないので、最悪の場合資産を失う可能性があります。
また、不動産投資は一つの銘柄に大金を注ぐことになりますし、初心者が利益を生み出すような物件を入手出来る可能性はかなり低いので、損失を被る可能性が高いです。
初心者が不動産投資を行う場合は、REAT投資がおすすめです。REATについては『『100円』から毎月家賃収入が得られるREAT(リート)の魅力』で詳しく解説しています。
資産運用とリスクの関係
お金に働いてもらう『資産運用』には、リスクという言葉が付きまといます。
日本人はリスクを恐れやすい民族性があるようで、多くの日本人は、この『リスク』という言葉のせいで投資に尻込みしてしまいます。
有名な投資家ウォーレン・バフェット氏の言葉に、『リスクはあなたが何をやっているか理解していない時に起こる。』というものがあります。
正しい金融知識を持つことで、無知の人に比べてリスクを抑えてリターンを大きくすることは可能です。
また、リスクとリターンは天秤のように釣り合うとも言われています。
リスクを大きく取ればリターンも大きくなり、リスクを抑えればリターンも抑えられるというものです。
制御出来ないような過度に大きなリターンを狙わなければ、リスクは恐れることはありません。
お金に働いてもらうと人生の自由度が上がる
お金に働いてもらい、労働収入以外の収入がある場合、人生の自由度が上がります。
労働収入しかない場合、転職をすることがリスクになりますが、労働収入以外の収入があれば、多少給料が上下してもそのリスクは軽減されます。
また、資産収入が大きくなってこれば、お金を稼ぐために働く必要がなくなるので、本当の意味で人生を自由に設計することが出来ます。
住む場所や食べるものをお金を考えずに自由に決めることが出来ます。
『お金に働いてもらう』まとめ
自分一人が働いているだけでは、怪我や病気、倒産などで生活出来なくなる可能性があります。
そこで、お金にも働いてもらうことで、生活の安定性を増すことが出来ます。
リスクを過度に恐れずに、正しい金融知識を持って、お金に働いてもらい人生を楽にしていきましょう。
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