年収300万円こそ投資をするべき理由


 年収300万円は、今の日本では割と一般的になってきましたが、決して高い年収ではなく、インターネットで『年収300万円』と検索してみても、『つらい』『きつい』『やめたい』とネガティブなワードが並んでいます。


 今の日本の不景気ぶりを見ていると、自分が一生懸命働くだけでは今よりも年収を上げることは難しいでしょう。

 そこで、『お金に働いてもらう』投資を行う必要があるのです。


 最初のうちは、雀の涙程度の収入にしかなりません。

 しかし、投資による収入の増加は二次関数的に増えていくので、将来的には会社員の昇給と比べて圧倒的に収入増加が進みます。



少額投資は無意味?

 結論から申し上げると、毎月1万円程度の少額投資は無意味と断言します。

 毎月1万円を積立投資して、年利5%で運用した場合、30年後の資産はわずか680万円です。


 これが毎月3万円なら、30年後の資産は2000万円になります。

 2000万円の資産があれば、資産を減らさないように毎年資産の4%を出金しても、80万円の収入になります。

 これに年金も合わせれば、十分余裕のある老後を過ごすことが出来るでしょう。


 よって、どれだけ収入の少ない人でも、節約や副業をしてでも『毎月3万円』を投資に回せるようになれば、老後も少し裕福に生活が出来るでしょう。


年収300万円のおすすめ投資先

 近年の書籍やネットで一般的におすすめされているのは、米国株式全世界株式です。


米国株式

 低成長を続ける日本経済を尻目に、アメリカ経済の成長率は目覚ましいものがあります。

 全米株式は過去10年で5倍にも成長しており、これは単純にこの10年間米国株式に投資をしていた人は資産を5倍に増やしたということです。

 よって、特にこだわりがない場合は、まずは米国株式に連動するインデックスファンドがおすすめの投資先になります。



全世界株式

 過去10年に関してはアメリカ株の1強でしたが、かつてバブル時代には日本株式が世界を席巻していました。

 このように、世界経済は周期的に主役が変わっており、この先主役になると言われているのが、中国インドです。

 それでもまだ両国を完全に信用して投資をするのはリスクが高いので、全世界株に投資をするという選択肢も有望です。


 ただし、注意点として多くの全世界株式連動型のインデックスファンドは、国別の投資先を見ると、アメリカが50%以上を占めていることがほとんどです。

 よって、全米株式インデックスファンドと、全世界株式インデックスファンドの2種類に分散投資をしても、分散投資にはならないことを覚えておきましょう。



スモールビジネスを始める

 上記の2つの投資は、何も考えずただ投資をするだけで、誰でも同じような成績を得られる万能の投資方法ですが、それだけでは面白くないと考える人には、スモールビジネスを興すことをおすすめします。

 スモールビジネスなら小資本で始められるので、失敗した時のリスクは少ないです。

 そのうえ、成功すれば収入は青天井ですし、ゆくゆくは本業に転換しても良いでしょう。




毎月3万円貯めるためには節約も必要

 年収300万円の人が得られる毎月の手取りは、20万円前後になります。

 普通に生活していると、その中から3万円を捻出するのは大変です。


 電気をこまめに切るような細々とした節約はストレスがかかりますが、固定費を見直すことで毎月1万円以上の節約をすることも簡単に出来ます。


 固定費の節約方法については、『誰でも簡単に出来る固定費節約のコツ6選!毎月1万円以上の節約効果あり!!』で詳しく解説しています。



まとめ:低収入でも節約と副業で月3万円の投資を

 毎月3万円を投資に回せば、老後には不労所得と年金で安定的な生活を送れるようになります。

 低収入だからと投資を諦めるのではなく、節約や副業を行えば毎月3万円くらいなら捻出するのもそれほど難しくありません。


 是非、今日から節約と副業を始めていきましょう。



 投資については、『おすすめの投資2選!!おすすめしない投資3選も解説!!』が参考になります。