NFTゲームで利益を出せないカラクリ
NFTゲームがここまで流行っている要因は『ゲームをしながらお金を稼げる』という目新しい技術に注目が集まっているからです。
しかし、NFTゲームで『脱サラ』をするような、継続的な利益を上げ続けることは不可能です。それは、『ゲームをしながらお金を稼げる』という特性にあります。
今回は、そんなNFTゲームが儲からない理由と、その市場で儲けるたった一つの方法を紹介します。
NFTゲームに流れる資金
NFTゲームと似たような『ソーシャルゲーム(以下ソシャゲ)』の場合は、レア武器やレアキャラを手に入れたいプレイヤーが、課金をして市場に資金を流入しています。
一方のNFTゲームも、ソシャゲと同じように課金により市場に資金を流入させています。
しかし、両者のプレイヤーには、課金の動機が違います。
ソシャゲの場合は、純粋にそのゲームを楽しむためにお金を払っています。そこに損得感情などはありません。
一方、NFTゲームの場合は、プレイヤーの大半が効率的に『お金を稼ぐ』ために課金をします。
つまり市場参加者全体が『利益≧支出』を目指した行動を行っているのです。
当たり前ですが、このような市場に資金を投資したところで、それ以上のリターンを得続けることは出来ません。
下落し続けるゲーム内通貨
それを防ぐために、運営は様々な施策を行っていますが、NFTゲームという根本的な仕組みが通貨安をし続ける特徴があるため、穴の空いたバケツに水を注いでいるような状態になっています。
このような市場に投資をしても、利益をあげにくいのは一目瞭然です。
NFTゲームはポンジ・スキーム?
ポンジスキームとは、出資された資金を運用せずに出資者に還元する詐欺の手口です。
NFTゲームは詐欺ではありませんが、プレイヤーが課金した資金を他のプレイヤーが報酬として得るという資金の流れなので、ネット界隈では『NFTゲームはポンジ・スキームではないか?』と言われています。
個人的な見解としては、詐欺ではないのでポンジ・スキームではないですが、確かに資金の流れだけ見ればポンジ・スキームと大差なく、投資をしている立場からすると同じものと捉えても良いと感じます。
NFTゲームで利益を上げるたった一つの方法
多くのNFTゲームは開始2〜3ヶ月ほどは通貨価格が上昇し、その後緩やかに下落をしていきます。
新しいサービスが始まったら、最初期の段階から参入し、一般プレイヤーが参入した頃に資金を引き上げると勝率の高い勝負が出来ます。
ただし、注意点として、ステップンのような流行るNFTゲームの影には、無数の流行らないゲームがあり、それらすべてに投資をしていては、利益より損失の方が大きくなります。
市場の反応を分析する投資家としての能力と、ゲームが一般プレイヤーにまで浸透するかを予想するゲーマーとしての能力が求められる難しい投資であると言えるでしょう。
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