オーストラリアの最低時給は破格の2000円!!それでも実態は・・・

 オーストラリアは、昔から最低賃金の高い国として有名です。

 2022年現在の最低時給は、21.38AUD(オーストラリアドル)で、93円/AUDで計算すると1988.3円。最低時給約2000円です。
 日本の最低時給をおよそ1000円と考えると、オーストラリアの最低時給は日本の約2倍です。

 このような状況から、一部ではオーストラリアへの出稼ぎが話題になっています。
 しかし、実際には2つの観点からほとんどの日本人にとって、オーストラリアへの出稼ぎは悪手となります。

 以下、2つの観点からオーストラリアへの出稼ぎをするべきではない理由を解説します。


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観点1:物価高

 オーストラリアは日本に比べて物価(商品の値段)が高いです。

 世界の物価を比較する際にビックマック指数という数値を利用することがあります。
 これは、『どの国のビックマックもほぼ同じ品質だから同じ値段になるはず。』という考え方の元、各国のビックマックの価格を比較したものです。

 日本のビックマックの価格は390円で、これは先進国の中では最下位レベルの安さです。つまり日本の物価は安いと言えるでしょう。
 経済大国のアメリカのビックマックの価格は、日本円で710円。およそ日本の2倍の物価です。
 そしてオーストラリアのビックマック価格は638円日本の約1.6倍の物価であることが分かります。

 せっかく給料が2倍になっても、毎月の支出も1.6倍になるので、既に日本の2倍稼げるという構図は破綻しています。

観点2:最低賃金以下で働く可能性が高い

 日本で働いている外国人を想像すると分かりやすいですが、わざわざ言葉の通じない外国人を雇うより現地の人を雇う方が、コストパフォーマンスが高くなりますし、外国人が出来る仕事はコミュニケーションのいらない単純作業になりがちです。
 また、最低賃金以下で働かせるのは日本独自の文化ではなく、オーストラリアでも横行しています。

 よって、日本人が仕事を探すとなると、そもそも仕事を見つけるだけでも苦労しますし、最低賃金を割るような仕事を押し付けられることも覚悟しておかなければなりません。


まとめ

 オーストラリアへの出稼ぎは、一見すると2倍の賃金で働けるように感じます。
 しかし、物価が高く、最低賃金以下で働くリスクも考えると、わざわざ高いお金をかけてまで出稼ぎに行くメリットは低いでしょう。

 それよりも、日本で正社員で働けば、社会保険なども加味すると最低時給の1.5倍以上の給料を得ることは難しいことではありません。
 ぜひ、メディアの煽情的な情報に惑わされることなく、正しい判断をするようにしましょう。

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