コスパの高い寿司ネタはどれ?


 回転寿司では、ほとんどの寿司ネタが同じ価格で提供されています。

 しかし当然ですが、寿司ネタごとに仕入れにかかる原価は違います。

 一番高いウニの原価(85円)と一番安いかっぱ巻きの原価(20円)には4倍もの差があります。

 そこでこの記事では、寿司ネタの原価をランキング形式で紹介してお得な寿司ネタを探していきます。



回転寿司ネタのコスパランキング


 回転寿司で提供されている寿司ネタの原価ランキングはこのようになります。

1位ウニ(85円)
2位マグロ(80円)
3位イクラ(70円)
4位ハマチ(65円)
4位サーモン(65円)
4位タイ(65円)
4位カツオ(65円)
8位ホタテ(60円)
8位甘エビ(60円)
10位コハダ(50円)
11位鉄火巻(40円)
12位タマゴ(30円)
13位エビ(25円)
14位コーンサラダ(20円)
14位ツナサラダ(20円)
14位カッパ巻(20円)



『生』が付くネタはお得!!


 一般的な原価は上記の通りですが、『生』と『冷凍』では原価が違います。

 メニューに『生』と書いてあるネタは原価が10~20円ほど高くなります。


 例えば、冷凍のサーモンの原価は65円ですが、生サーモンの原価は80円です。

 メニュー表を見て『生』と書いてあるネタはお得なサインなので、見逃さないようにしましょう。



キャンペーンネタもお得!!


 回転寿司店は、熾烈な競争を勝ち抜くために、各社キャンペーンネタに力を入れています。

 『大トロ祭り』や『いくらてんこ盛り』などのキャンペーンネタで客を呼んで他の原価の安いネタで利益を出しているので、それらキャンペーンネタは赤字すれすれの原価になっていることが多いです。

 キャンペーンネタを見かけたら迷わず注文したいですね。 


どの回転寿司チェーン店のコスパが高いか

 また、大手回転寿司チェーンである『スシロー』『くら寿司』『はま寿司』『かっぱ寿司』については、どのお店も同じ価格帯で勝負をしているので、若干の得意不得意の差はありますが、トータルのコスパはほとんど変わりません。

 通信業界でも大手3社の通話料がほとんど一緒なのと同じ原理が寿司チェーン店にも働いています。


 それ以外のチェーン店になってくると、大量仕入れによるコスト削減メリットが小さくなってくるので、どうしても大手には太刀打ちできません。


回転寿司でコスパの悪い商品

 回転寿司の目玉商品『マグロ』はどのお店でも赤字覚悟の原価で提供してくれていますが、もちろん中には原価の低い商品も回転寿司には隠れています。

 寿司ネタの中で原価が低いのは、エビ、タマゴ、コーンなど子供向けの商品が多いです。

 その他にもソフトドリンクやケーキ、茶碗蒸しなどのサイドメニューも総じて原価が低い商品になります。

 近年の回転寿司屋の多くが、ラーメンやフライドポテトなどファミレスのようなメニューが多いのは、どれも原価が低い商品だからです。



まとめ:伝統的な寿司ネタのコスパが高い


 回転寿司屋でコスパを意識するなら、マグロやイクラ、ハマチなど昔からの定番ネタを中心に選ぶようにすれば自然とコスパが高くなります。

 反対に子供向けメニューは総じて原価が低く、コスパの悪いメニューが多いです。

 また、大手寿司チェーン店を選んでおけば、お互いに価格競争をしているので、それほどコスパの差はありません。


 ぜひ、次に回転寿司に行くときには、メニュー表をじっくりと眺めてみてはいかがでしょうか。