全国で相次ぐトレカ強盗
また、同日愛知県江南市のトレカショップでも総額100万円相当のトレカなどが盗まれる被害に遭っています。
今月始めには、昨年8~12月に東京都内で合計6件のカードショップから総額約2,700万円の窃盗を行ったとして男性二人が逮捕されています。
なぜ相次いでトレカを狙った窃盗事件が起きているのでしょうか。
それには明確な理由があります。
トレカ強盗が相次ぐわけ
トレカ強盗が頻繁に起きている原因は、トレカやカードショップの特徴にあります。
理由1:小さくて高単価
トレカは1枚約2gで、1000枚まとめてもわずか2kgです。
そして、ショーケースに飾られているカードは、1枚数百円から数千円の物が多いです。
仮に1枚500円で計算しても、1000枚で50万円相当。それが手提げカバンに入るような大きさや重さなので、手軽に盗み出せます。
さらに大手のカードショップになると、1枚10万円や100万円もする『レアカード』がショーケースに飾られています。
理由2:警備が甘い
トレカ以上に小さくて効果な宝飾品や高級時計を扱うようなお店は、特注の頑丈なショーケースや警備会社との契約、防犯カメラなどあらゆる防犯対策がされており、素人が簡単に盗み出すことは難しいです。
しかし、トレカショップは個人で経営しているお店も多く、ショーケースは素手でも簡単に割れるような安価な物を使っていますし、警備会社や防犯カメラを用意していないお店も多いです。
たとえ警備会社と契約していても、ショーケースが簡単に破れ、持ち運びの簡単な商品をおいているので、警備員が来る前に『仕事』を終えて撤退するのも容易です。
理由3:足がつかない
強盗犯や窃盗犯が一番頭を悩ませるのは、盗み方ではなく換金の仕方です。
例えば高級時計には、一つ一つシリアルコードが刻まれており、買取業者が不審に思い警察に相談すれば一発で捕まります。
その点、トレカにはシリアルコードもありませんし、フリマアプリやネットショップでも頻繁に売買されているため、フリマアプリで転売すれば身分証明書の必要な買取業者への買い取りよりもさらに安全に換金出来ます。
一般プレイヤーの自宅も狙われている
窃盗や強盗はお店だけの話ではなく、カードを集めている一般のユーザー宅も狙われています。
特にトレカ界隈のインフルエンサーのSNSや投稿動画を見ると、1枚100万円以上のカードを複数もっており、それが自室に飾られています。
そのような投稿を窃盗犯が見つければ、他の投稿から住所を割り当てて窃盗に入るかもしれません。
特に一般ユーザーの投稿は、通っている学校や職場が簡単に分かる写真や文章を投稿しているので、その気になればすぐに住所を特定出来るでしょう。
もし、高額なカードを持っていても気軽にSNSに載せない方が良さそうです。
まとめ:これからもトレカ強盗は続く
小さくて高額な商材を扱っているのに警備体制の甘いトレカショップは、これからも強盗被害が起こり続けるでしょう。
もし、自宅に高額なカードが眠っており、それをSNSで投稿している方は、その投稿を消しておくことも防犯対策になります。
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