缶コーヒー1本140円へ値上げ!


 缶コーヒー『BOSS』などを販売しているサントリーは42品目の商品の値上げを発表しました。

 2023年5月からの値上げで、現在115円で販売されている缶コーヒーは140円へと価格改定されます。


 なぜ各社の飲料品の価格が上がっているのでしょうか。その理由を解説します。



缶コーヒー値上げの要因

値上げの要因1:急激な円安

 ドル円相場は、この1年で1ドル110円台から130円台へと急激な円安が進んでいます。

 例えば、1ドルでコーヒー豆1kgを輸入していたとすると、以前は110円で仕入れられていたのに現在では130円も支払わないと輸入出来ません。

 このように円安が進み円の価値が下がってしまうと、相対的に輸入コストが高くなってしまうので、あらゆる商品の価格が上昇します。


値上げの要因2:世界的なインフレ

 世界経済は、3%程度の成長を毎年続けています。

 これが10年後には、複利効果も働き34%もの成長になります。


 一方の日本経済はほぼゼロ成長を続けており、成長している世界経済と比べると相対的に貧しくなっています。

 このように世界全体の商品価格が高騰していくなかで、日本は取り残されてしまっているので、この先もどんどん商品価格が高騰していくことが容易に予想されます。



缶コーヒー値上げへの対策

値上げ対策1:スーパーでまとめ買いする

 もっとも簡単な対処法は、自販機で缶コーヒーを買うのをやめて、事前にスーパーでまとめ買いをして自宅に保管し、毎日職場に持参することです。

 自販機で120円で売られれている缶コーヒーも、スーパーなら60円で売っています。

 スーパーだけでなく、ドラッグストアやドン・キホーテなども1本60円で缶コーヒーを購入できます。


値上げ対策2:コンビニコーヒーに替える

 コンビニのレジ横においてあるセルフマシンのコーヒーは、コンビニ各社が集客用に採算度外視で安く販売している商品です。

 Sサイズなら110円でコーヒーを楽しめるので、缶コーヒーよりもコスパの良い買い物になるでしょう。



まとめ:これからも値上げラッシュは続く

 様々な商品が日々値上げをしているのは、日本経済だけでなく世界経済全体の問題であり、簡単にこの流れを変えることは難しいでしょう。

 給料の上がりにくい現代において値上げラッシュに対抗するには、節約か副業しかありません。

 特に副業については、月数万円余分に使えるお金が増えることもあるのでおすすめです。


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