中古車転売は稼げます!!


 『車でお金を稼げないかな

 『今よりもっと高額商品を転売したい

 そんな悩みを持っている人には、中古車転売がおすすめです


 中古車転売は、高単価なので1度の売買で数十万円の利益になりますし、参入障壁が高く上級者向けの転売商品のため、ライバルが少ないです。

 そこでこの記事では、自動車転売のメリット・デメリットやコツについて解説します。


自動車転売のメリット

メリット1:高単価

 中古車転売は、本や家電などと比べても圧倒的に高単価です。

 どれだけやすい中古車でも1台30万円以上はするので、1台売るだけで1ヶ月分の生活費を稼ぐことも現実的です。

 1冊500円の利益で中古本を100冊売っても利益は5万円ですが、中古車なら1台売るだけでそれ以上に稼げるでしょう。

 このように単価の高い商品の方が販売回数が少なく済むので楽に稼げます。


メリット2:参入障壁が高い

 中古車転売を始めるには、下記の3つの大きな壁があります。参入障壁が高いおかげでライバルが増えにくいメリットがあります。

・仕入れ資金(50万円)
・駐車場
・書類関連

仕入れ資金(50万円)

 始めて中古車を転売するなら、市場の最低価格帯である本体代30万円程度の中古車を狙うべきです。

 仕入れには車両の本体価格だけでなく、購入前の下見のための交通費、書類を発行する代金など細々したお金が必要です。

 また、慣れるまでは何度も現地に足を運んだり非効率的な行動を多くするはずなので、余裕を持って50万円は手元に用意しておかなければなりません。

駐車場

 中古車を所有するためには、車庫証明を取得しなければなりません。

 よって、自宅周辺に月極駐車場を契約しておく必要があります。

 金額的には月に数千円と安価ですが、参入障壁を高くしている原因になっています。

書類関連

 中古車を購入して販売するまでに、煩雑な書類作業があります。

 一つ一つの書類は素人でも簡単に作成出来ますが、普通に生活していると行ったことがない作業なので、難しく考えられてしまいがちです。


メリット3:中古車市場が高騰している

 現代の車には様々な装備が施されており、精密機器を大量に使っています。

 昨今の半導体不足や世界情勢の不安定化により、トヨタ自動車を始めとした世界各国の自動車製造工場が生産ラインを停止させています。

 それでも車の需要が減るわけではないので、新車を購入出来なかった人の需要が中古車に流れ、中古車市場の価格も高騰しています。


 この先5〜10年ほどの期限付きかもしれませんが、中古車転売を始めるには良い時期と言えるでしょう。


中古車転売のデメリット

デメリット1:まとまった資金が必要

 本やおもちゃの転売なら、ポケットマネーから始める人が多いですが、中古車転売は最低でも数十万円の仕入れ代金が必要です。

 毎月3万円ずつ積立てるとしても50万円貯まるのは1年以上先です。


デメリット2:高リスク

 本のせどりなら、仕入れに失敗しても1,000円を失う程度で済みますが、中古車転売で仕入れを失敗すると数十万円もの損失になります。

 また、始めて仕入れた車がまったく売れなければ、次の車を仕入れることも出来ずビジネスが頓挫してしまうでしょう。

 中古車転売はハイリスクハイリターンなビジネスで、転売初心者にはおすすめしにくい商材です。


デメリット3:専門知識が必要

 最低でも車の外見を見ただけで、どのメーカーのどの車種なのかくらいは分からないと、相場の分析に時間がかかったり転売に支障が出ます。

 さらに、長い年月の間にいくつかのパーツを交換しているはずですが、中には純正品でないパーツと替えていたり、素人のお粗末な修理をしているものもあり、もちろんそのような車を知らずに購入してしまえば、転売しても損をするかもしれません。

 それだけではなく、各パーツの消耗具合が一目で分からないと、『購入して売り出すまでに10万円以上かけて修理をした』なんていう事態に襲われます。


中古車転売のコツ

コツ1:流動性の高い人気車種を選ぶ

 特に最初のうちは在庫を1台しか持てず、1台売れるまでは次の仕入れも出来ません。

 よって、人気の車種を選んで回転率を高めるようにすると良いです。


 例えば、1年かけて50万円で仕入れた中古車を70万円で売ると年間の利益は20万円ですが、3ヶ月ごとに30万円で仕入れて40万円で売るを繰り返せば年間40万円の利益になります。

 このように流動性の高くすぐに売れる車なら、多少利益額が少なくても仕入れる価値は高いです。

コツ1-1:現行車

 中古車といえど10年以上前のモデルの車より、現在新車で売られている車と同じモデルの車に乗りたいのが普通です。

 よって、型落ちした車よりも、現行車と同じモデルの車の方が人気があります。

 まったく同じモデルでなくても、小さなモデルチェンジしかしていない車も同様に人気があります。

コツ1-2:トヨタ車

 日本国内で走っている車の約3割はトヨタ車です。

 これは、2位以下と2倍以上の差を付けており、国内のトヨタ車人気が伺えます。

 もちろん中古車もトヨタ車の方が需要が大きく、売れやすいです。

コツ1-3:人気カラー

 車で人気のカラーは、白と黒です。

 それ以外にも車によって、定番のカラーがあるものもあります。


 反対に『ピンクのクラウン』のように万人受けしないカラーについては、買い手を見つけるのに苦労するためあまりおすすめできません。


コツ2:修理の不要な中古車を選ぶ

 例えば10万キロごとに交換が推奨されている『タイミングベルト』は、普通車なら約6万円の交換費用がかかります。

 タイヤが摩耗しているなら4本で5万円くらいは覚悟しておくべきでしょう。


 いくら中古車転売が単価の高い転売だとしても、修理が必要なものは利益が残るのか怪しいので避けるべきでしょう。


中古車転売の注意点

注意点1:駐車場を用意する

 自動車の所有権を持つには、自動車をおいておく駐車場が必要になります。

 自宅から2km以内の月極駐車場を探して、事前に契約をしておきましょう。

 これがなければ車庫証明が取得出来ず、車を持てません。


注意点2:書類関連の知識を付ける

 慣れればルーティンワークになりますが、中古車を購入してから売却するまでに書類を何度か提出しなければなりません。

 最初のうちは複雑に感じるかもしれませんが、それほど難しくないので2,3回転売を繰り返せば慣れるでしょう。


注意点3:購入前に試乗する

 中古車の場合は保険や車検の問題もあり、試乗を断られるケースが多いです。

 たとえ公道を走ることが出来なくても、エンジンをかけて音を聞いたり、パワーウィンドが滑らかに動くか、エアコンから異臭がしないかなど走らなくても分かることはたくさんあります。

 販売先まで出向く手間がかかりますが、もし不良品を買ってしまうと、数十万円が無駄になるかもしれないので、必ず実物に触れてから購入するようにしましょう。


まとめ:中古車転売は高単価でおすすめ

 自動車転売は、高単価で少ない労力で大きく稼げるのでおすすめのビジネスです。

 それでも参入者が少ないのは、初期費用や知識が必要になり参入障壁が高いからです。

 ぜひ、その壁を乗り越えて高額転売を始めてみませんか。

 その他のビジネスについては、『【完全網羅】儲かるビジネス25選を具体的な数値で解説!!【保存版】』で解説します。