"10円パン"とは
"10円パン"の値段
名前だけ聞くと1つ10円なのかと勘違いしてしまいますが、実際は1つ500円です。
"10円パン"のメニュー
"10円パン"の中身で一番オーソドックスなのは"チーズ"です。
インスタなどのSNSに投稿される写真の多くはこのチーズ味です。
それ以外にも次の5種類がメニューにあります。
・チーズ
・カスタード
・あずき
・抹茶カスタード
・チョコ
"10円パン"の大きさ
"10円パン"の大きさは直径11センチです。
コンビニのメロンパンの直径がおおよそ11~12センチなので、コンビニのメロンパンと同じくらいの大きさだと考えると良いでしょう。
"10円パン"の発祥
"10円パン"の元ネタは、韓国で人気になった"10ウォンパン"です。
韓国の通貨である10ウォン硬貨には、仏国寺の多宝塔という国宝が描かれています。
その仏国寺の周辺の商店がお土産として10ウォンを真似た"10ウォンパン"を販売したところSNSで話題となりました。
これを日本で韓流の聖地となっている東京の新大久保で”10円パン”としてリメイクして販売し、今のブームに繋がっています。
"10円パン"はどこで買えるか
本物の"10円パン"は、韓国の食品や化粧品を手掛ける"株式会社B.N"が販売する"大王10円パン"です。
"大王10円パン"が買えるのは、日本全国に6店舗あります。
・【東京】MEGAドン・キホーテ 渋谷本店内
・【東京】原宿K-TOWN フードコート店
・【東京】新大久保店
・【大阪】ドン・キホーテ 道頓堀店
・【大阪】道頓堀店
・【沖縄】ドン・キホーテ 国際通り店
"10円パン"を屋台で売ると儲かるのか
結論としては、既に屋台やキッチンカーを持っており、垂れ幕や鉄板を購入するだけで始められるのなら参入するのはありです。
その状態なら30万円もあれば始められ、3ヶ月もあれば投資額を回収出来るでしょう。
しかし、これから屋台やキッチンカーを購入して10円パン屋を始めるのは、絶対に失敗するのでやめましょう。
"10円パン"がブームとなり始めたのは2022年の10月頃です。
今の"10円パン"のブームは、インスタ映え需要に支えられて成り立っていますが、タピオカドリンクに比べるともう一度食べたいと感じる人が少ないです。
よって、長くても1周年を迎える2023年10月頃には、ブームが終わっているだろうと考えています。
それまでに資金を回収する見込みがなければ参入するべきではありません。
"10円パン"の特許
つまり、冒頭であげた6店舗以外で販売している10円パンは、厳密には商標を侵害している可能性があります。
しかし、現状で訴訟に発展しているケースはありません。
"10円パン"のフランチャイズ
ブームが長く続かないことを考えれば、これからフランチャイズ方式を採用することはおそらくないでしょう。
まとめ:"10円パン"は短期間で稼ぐべき
それはメニュー自体の美味しさではなく、インスタ映えや話題性にブームが牽引されすぎているからです。
既にブームの過渡期を過ぎている"10円パン"でこれから稼ごうと考えているのなら、事前に屋台やキッチンカーを持っており、初期費用を抑えられる人なら参入するのはありだと考えます。
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