食器洗い乾燥機の1回にかかる電気代は?
食器洗い乾燥機で電気代を節約する方法
しかし、そのほとんどは乾燥にかかる電気代なので、食洗のみ行った後に蓋を開けて自然乾燥にすれば、電気代は、2~3円になります。
食洗機は高温のお湯で洗浄するので、食洗機の蓋を開けているだけでもすぐに水分が蒸発してくれます。
食器洗い乾燥機のメリット
メリット1:光熱費の節約
家電を使うと光熱費が高くなることが普通ですが、食器洗い乾燥機についてはむしろ光熱費を抑える効果があります。
手洗いだと水を流しっぱなしにするので、特にお湯を使う冬場の手洗いは約40円のガス代がかかります。
その点、食洗機は節水能力が高いので、1回約30円のガス代になります。
メリット2:時短
食洗機なら食器をセットしてスイッチを押すだけで食器を洗えます。
食器洗い1回にかかる平均時間は約20分です。
これを一日2回行うと、年間で約240時間、40年で9,600時間も食器洗いだけで時間を消費していることになります。
メリット3:手荒れ対策
特に肌の弱い女性にとって、毎日の水仕事は手が荒れる原因になります。
食洗機を導入すればその心配もなくなります。
メリット4:手洗いよりも綺麗に洗える
食洗機が市場に出始めた頃は、洗浄能力が低く手洗いの方が綺麗に洗えていました。
しかし、近年の進化した食洗機なら、高温の温水と強力な洗剤で、手洗いよりも綺麗に食器を洗えるようになりました。
メリット5:抗菌効果
菌の増殖しやすいスポンジを使わない食洗機は、菌が繁殖しにくいです。
その他にも手洗いよりも高温の温水を使うので、抗菌効果があります。
食器洗い乾燥機のデメリット
デメリット1:購入費用がかかる
メリットの多い食洗機があまり普及していないのは、購入費用がかかるからです。
小型のものでも3万円以上、大型のものになると10万円以上します。
それ以外にも設置費用が、ビルトインタイプなら5~10万円、卓上タイプなら1~3万円かかります。
卓上タイプの中でも、タンク式の場合は自分で設置出来るので設置費用は0円です。
デメリット2:場所を取る
本体代が高いことと同様に場所を取ることも食洗機のデメリットになります。
特に賃貸物件ならキッチンは狭く作られていることが多く、大きな家電を新たに置くだけのスペースがありません。
デメリット3:騒音
衣類の洗濯機に比べればほとんど騒音は気になりませんが、夜中に稼働していると少し騒音が気になります。
衣類乾燥機の騒音が60dB(デシベル)なのに対して、食洗機の騒音は40dB(デシベル)です。
デメリット4:洗えない食器もある
プラスチック制の食器は熱に弱いので、食洗機では洗えません。
それ以外にも、高級なグラスや漆器、陶磁器など意外にも食洗機で洗えない食器は多いです。
工事不要の食器洗い乾燥機は?
食洗機のタイプ別の工事費用はこのようになります。
・ビルトインタイプ 5~10万円
・卓上タイプ 1~3万円
・卓上タイプ(タンク式) 0円
工事不要で食器洗い乾燥機を設置したい場合は、"卓上タイプのタンク式"一択になります。
安い食器洗い乾燥機は?
乾燥機能も付いて3万円台のものもあるので、時短になることを考えればコスパはかなり高いです。
ただし、"卓上タイプのタンク式"は小型なものが多いので、一人暮らしならちょうど良いですが、子供もいるような家族世帯が使うには容量が足りません。
あくまで"卓上タイプのタンク式"は単身世帯向けだと考えた方が良いでしょう。
食器洗い乾燥機におすすめの洗剤は?
食洗機に手洗い用の洗剤を使うと、泡が立ちすぎて食洗機が壊れる恐れがあります。
食洗機用の洗剤は、手洗い用に比べて強力な洗浄力が魅力です。
ただし、メーカー保証期間内に正しい使い方をして故障した場合は、無料で修理してもらえるケースもあるので、保証書はしっかりと保存しておきましょう。
さらに家電量販店の保証もあり、メーカー保証よりも長期間保証してくれます。
各家電量販店ごとに保証期間や保証範囲が異なるので、保証内容で家電量販店を選ぶのも良い選択です。
まとめ:食器洗い乾燥機は節約におすすめ
さらに食器洗いにかかる時間まで節約出来るので、コスパはかなり高いです。
一人暮らしなら手軽に設置出来る"卓上タイプのタンク式"、一軒家で家庭を持っているなら"ビルトインタイプ"がおすすめです。
その他の家電の節約方法は、『【まとめ】電気代節約方法12選!家電別にオトクな節約方法を解説します!!』をご覧ください。