マジシャンの年収はいくら?


 マジシャンの年収は、人気の度合いによってかなり大きく変わります。

 地元のマジックバーで手品を披露するようなマジシャンの年収は200万円ほどですが、テレビに出るような超一流のマジシャンになると年収1000万円以上の方もいるようです。

 ただ手品を披露しているだけのマジシャンの年収は200~300万円がほとんどですが、後述するあらゆる方法でお金を稼げば、年収300~500万円を目指すことも可能です。

 この記事では、マジシャンの様々な収益化方法を紹介します。


マジシャンの儲け方5選


 マジシャンの主な収入源は、マジックバーやホテルの宴会場でのマジック披露になりますが、その他にもユーチューブに動画を公開したり、手品の種を開発して販売したりと様々な方法があります。


儲け方1:ユーチューブ

 近年マジシャンの新たな収益方法として注目されているのは、ユーチューブへの動画投稿です。

 ユーチューブで手品を披露したり、種明かしを解説したりするのが一般的です。


 ユーチューブ動画の収益額は、1再生あたり0.1~0.2円です。

 仮に投稿した動画が1万回再生されると、1,000~2,000円の収益となります。

 有名な手品系ユーチューバーにもなると、1つの動画で10万~50万回再生、1万~10万円もの収益になります。


 また短期的な収益だけでなく、ユーチューブで有名になっていき客を呼べるようなマジシャンになれば、マジックショーの出演料が高くなったりオファーが増えたりとさらなるメリットもあります。


儲け方2:マジックショー

 マジックショーへの出演料は、無名のマジシャンなら1回5,000円が相場です。

 有名になっていくと、出演料も1回1~2万円と上がっていきます。

 マジックバーの他に、結婚式や披露宴での余興や、忘年会の余興、ホテルのディナーショーと、意外にもマジックの需要はあちらこちらに転がっています。

 ただし、それらは座っているだけで勝手に依頼がかかることは無いため、地道な営業活動が必要になるでしょう。

 周りのマジック仲間との関係性を構築しておけば、仲間のマジックショーにお呼ばれすることもあるかもしれません。


儲け方3:マジックバー経営

 トランプやコインを使うようなテーブルマジックが好きなマジシャンには、マジックバーの経営をすることもおすすめです。

 マジックバーは都市部に何店舗かある程度で、全国にはそれほど数はありません。

 普通にバーを経営するよりも差別化されている分だけ、儲かる可能性があります。


儲け方4:マジックグッズの制作

 マジックを披露するだけでなく、市販のマジックグッズを制作して儲ける方法もあります。

 ドン・キホーテや東急ハンズ、100円均一のような雑貨が置かれているようなお店には、必ずマジックグッズも売られています。

 それらを監修して販売すると、書籍の印税のように売れた分だけ毎月収入になります。


儲け方5:マジックネタの販売

 実はテレビで誰もが知っているマジシャンも、すべて自分で考案した手品ばかりを披露している訳ではなく、手品仲間からネタを買い取って人前で披露しているケースも多いです。

 有名マジシャンに認められれば、1つのネタを100万円で買い取ってもらったり、借りてもらったりするそうです。

 アイディアに自信のあるタイプの人はこの方法で稼ぐのもおすすめです。


マジシャンになる方法


 当たり前ですが、マジシャンになるのに資格や免許は必要ありません。

 一つでも手品を披露出来れば、あなたはマジシャンです。

 それでも、マジシャンの収入だけで生活をしている本業マジシャンの数は限られており、会社員をしながら副業としてマジシャンをしている人も多いです。


まとめ:マジシャンの収益化方法は5つある


 この記事で紹介したマジシャンの収益化方法は5つあります。

マジシャンの収益化方法
・ユーチューブ
・マジックショー
・マジックバー経営
・マジックグッズ制作
・マジックネタの販売

 これらの中から自分の得意な分野で活躍すれば、マジックから得られる収入だけで生活していくことも夢ではありません。